
京都の紅葉名所として絶大な人気を誇る「東福寺」。特に「通天橋(つうてんきょう)」から見下ろす渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」の紅葉は、まさに息をのむほどの絶景です。赤や黄色に染まったカエデが雲海のように広がる光景は、一度は見ておきたい京都の秋の風物詩と言えるでしょう。また、紅葉シーズン以外にも、作庭家・重森三玲(しげもりみれい)が手掛けたモダンな枯山水庭園「方丈八相の庭」や、日本最古にして最大の「三門(国宝)」など、禅寺ならではの静寂と力強さを感じられる見どころが数多くあります。四季折々の美しい表情を見せる東福寺で、心安らぐひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
スポットの概要
| 正式名称 | 慧日山東福寺(えにちさん とうふくじ) |
|---|---|
| 所在地 | 〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778 |
| 拝観時間 | 季節により変動。通常期(4月~10月末)は9:00~16:00。紅葉期(11月~12月上旬)は8:30~16:00。 |
| 拝観料 | 通天橋・開山堂:大人1,000円(秋季)、方丈八相庭園:大人500円 ※時期や拝観エリアにより異なります。 |
| 公式サイト | http://www.tofukuji.jp/ |
アクセス情報
公共交通機関をご利用の場合:
- JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車、徒歩約10分。
- 京都市バス「東福寺」バス停下車、徒歩約10分。
お車をご利用の場合:
参拝者用の駐車場はありません。公共交通機関のご利用を強く推奨します。やむを得ず車で向かう場合は、周辺のコインパーキングをご利用ください。特に紅葉シーズンは周辺道路が大変混雑しますのでご注意ください。
口コミ
紅葉シーズンの通天橋からの景色は、まさに圧巻の一言。人の多さは覚悟していましたが、それを上回る感動がありました。渓谷が燃えるような赤に染まる光景は、一生の思い出です。(30代・男性)
有名な方丈庭園を目当てに訪れました。市松模様の庭や北斗七星を模した庭など、モダンで斬新なデザインに驚きました。縁側に座って静かに庭を眺めていると、心が洗われるようでした。紅葉だけでなく、新緑の季節にも再訪したいです。(40代・女性)
国宝の三門の大きさに圧倒されました。とても迫力があり、歴史の重みを感じます。境内は非常に広く、すべてを見て回るには時間がかかりますが、その分見ごたえがあります。散策するだけでも気持ちの良い場所です。(20代・女性)
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